🔽ショップ探訪
美術館・博物館でお馴染みのミュージアムショップから、展覧会関連で知ったお店をちょいちょいUPします。
[株式会社はいばら]
先日に行った静岡県三島市・佐野美術館での展覧会がきっかけで、はいばらさんの実店舗があることを知り、それなら行ってみようと出向きました。
東京・日本橋に大きなビル群のはざまに、黒いながらもデザインされた壁が印象的な外観で、店舗にたどり着くまで歩道から少し歩く感じが庭を抜けたら母屋・・・な印象の造りです。
さすが200年の老舗☆商業施設の一角に入ることをせず、この日本橋で路面展開するプライドがまずカッコイイと思いました。
入店すると、まさに“はいばらワールド“満開です。
ワタシが一番お世話になっているレターセットのコーナーに行ってみますと蛇腹シリーズがずらっと用意されています。
以前に使っていた罫線入りの葉書やお裾分けにいただいたポチ袋も、よくみると、みんな“はいばら“さん。ずっと何か通じる魅力があると思ったのは間違ってなかた・・と思いました。
ん〜〜どれも欲しい!もう選ぶの面倒になるくらい、どれも素敵でどれも買って帰りたいです♡ま、そういうワケにもいかないので、佐野美術館のミュージアム・ショップで見かけた蛇腹シリーズの横書き用レターセットにしました。
従来からある基本縦書き(使いようや柄行きによっては横書きにすることも可能)最近は便箋だけの販売も始められたようで、どれを見てもこれでこのお値段でいいの?と思ってしまうほど、どれも作りのわりにリーズナブルなところも良いです☆
同じく佐野美術館で見た三段の卓上箪笥が気になりつつ、よく見なかったけれど、お店に新商品として陳列されているのを見ると、なぜこの作りでこのプライスなのか?と、ほぼ疑問に思うほどのリーズナブルさでびっくり
これなら欲しい〜と、次に来ることができたら、ぜひ!
千代紙の美しさを最大限に活かしながら職人さんがキチンと作っているから丈夫だし、本当によくできた一品です。
佐野美術館で見た出典の「聚玉文庫ギャラリー」が気になって、ちょっと忘れてはいたのですが商品の見本にスタンプが押印してあったのを見て思い出しました。お会計の時に思い切って尋ねると、申し訳なさそうに手を向けて「誠に恥ずかしいくらい小さなスペースなのですが・・・」と商品の並んだ端っこを案内してくださいました。
たしかにこんなに小さなガラスケースのスペースで展示されているとは思わずにいたので、少々驚きましたが、いま展示されているのがもちろん全てではなく、2、3月に1度くらいのペースで展示替えをされているそうです。きっと収蔵はとてつもないとは思うので、あとスペースがあれば・・ということでしょうか?いずれ、そのように展示スペースができたらいいな、と思います。
お会計の横に商品見本に押印されていた「聚玉文庫ギャラリー」のスタンプが誰でも押印できるように置いてくださっていて、押させていただきました。
すると、お会計してくださったスタッフの方が「こんなスタンプもあるのですが・・」とお店の名前のスタンプを出してきてくださって感激です!試し押しまでさせていただいたり、スタンプが映らないように挟む紙をくださったり本当にお世話をおかけしました。でも、うれしかったです。
お店自体がひとつのミュージアムレベルの品揃えと200年にわたり進化しながら、でも伝統は忘れずそのままにこれまで続いてきたことが見えます。またぜひ訪れたいところで、行ってよかったし、楽しかったです♪