【沢田としき『アフリカの音』絵本原画展】
@小さな絵本美術館・岡谷館(長野・岡谷市) 2021.03.20〜06.07
八ヶ岳館を訪れた次の日に行ってきました。
こちらが本館となり、スワンバスと呼ばれる地域の交通で行きます。
諏訪湖のほとりを進むので、とても気持ちの良いバス旅になりました。
バス待ちの間に少し散策もしました。
ランドマークのオブジェが楽しかったです。
少し遠くからでも「あの建物かな?」と思えるほど、見映えもかわいらしい美術館です。そのすぐ横に桜?でもちょっと花が大きめのお花・・と思いながら過ぎて、後でそこがリンゴ園で、しかも美術館の園とわかりました!会員になるとココのリンゴを送っていただけるそうです☆
そして入館しますと、まずはミュージアムショップがあり、そこから階段を上がると展示室と図書室を兼ねたティールーム。
そのさきの扉を開けて渡り廊下を行き、次の扉を開くとメインの展示室です。
その先には陽の光がいっぱいの絵本の図書室があります。この時はすでに先客の方がいらしたのでワタシは遠慮しましたが、ティールームのある図書室では貸切でゆっくりさせていただきました☆
『アフリカの音』の原画展は階段を降りた下の部屋でありました。
実は部屋に渡って少しした頃に停電になり、上の階は外光でなんとか観覧できていたのですが、下の階は真っ暗でした。そこでスマホの懐中電灯で部屋を照らして観ました。
思いがけず、これが思う以上に効果を発揮し、ピンスポットのように原画を照らして本当に幻想的でした。
普通に電灯のある明るいところでしたら多分、普通に観ていたと思います。照明って舞台を作るな〜と思いました。
原画から太鼓の音が聞こえてくるような気さえしました。
きっとそれは原画を飾る額にあると思いました。
素朴な手作りの一点ものに感じていましたら、そのことについて紹介文がありました。
一枚一枚、絵に合わせて作ったことやトラブルで合わなかったところは絵の方を調整したことなど、ご苦労もあったようです。
本当にひとつひとつ丁寧に作成された宝物のような作品だと思いました。
とっても素敵な美術館です。
また企画展が展示替えされたら、ぜひ来ようと思います。