🟪Eテレ/no art,no life 4月29日
「椿冬華」
放送時間が変わりました。
木曜あさ05:55〜 (再放送)金曜ひる11:50〜
BS4K金曜午後02:55〜
さらに5本一挙放送Eテレ毎月第4週日曜 午前00:30〜(土曜深夜)
Eテレの5分番組・・なんて5分は長くて濃ゆいんでしょう☆
ひとりの名も無いながらも素晴らしいアーティストを紹介しています。
内田也哉子さんのナレーションも耳馴染みがよく聞きやすいです。
お名前の読み方は「つばき とうか」さん。
耳が生まれつき聞こえず、幼い頃に右目も見えなくなった。
左目はまだ穴から覗く感じで見えているが
いつ見えなくなるかわからない。
絵本の主人公の少女は自分自身。
ー好きなことがいつまでも手元にあるとは限らない。
「できる、できない・・じゃなくて
やるか、やらないか」
「やりたいと思ったことを後回しにしない。」
やりたいことがいつでもやれる時は、もしかしたら思う以上に短いのかもしれない。
絵本て、まだ文字がたくさん読めない子供向けと思っていた時期が長かったけれど、違うな〜と最近、気づきました。
きっと誰にも当てはまることがそこにある。
椿さんの絵本も障害者だから・・のことではなく、
あなたは耳が聞こえるし、目も見える、おしゃべりもスラスラできる。
だから、やりたいことを我慢せずにやってほしい。
いつでもできると思わずに今すぐでも・・そんなふうに思えました。
番組中でお部屋を訪ねてインタビューするところでスマホを使っているのを見て、特別に手話ができなくても相手と会話ができるものが手元にあることに少しずつでも助けてくれる道具が増えて、さまざまな境遇の人も同じようにやりたいことができる世の中になっていることを感じます。
背中を押されたような思いがした回でした。
🟤ミュージアムカフェ/[小さな絵本美術館八ヶ岳館/ティールーム図書室]
そういえば・・ミュージアムカフェって、
ステキなとこ増えたな〜と気づいて、
それなら💡と、ちょっとUPしとこうかな?と思いました☕️
近頃は鑑賞とセットで楽しみに行かれる方も少なくないと思うので
今度こんなところはイカガですか?
今回ご紹介するところは・・・長野県
歩きまわって、じっくり観ていると
展示室を見終わったタイミングでちょっと一服・・したくなりますね。
今はセルフサービスのお茶とクッキーが用意されていて、席数も多く、季節が良くて、さらにお天気も良ければオススメなのがテラスのお席☆
目の前には、すぐ木々があって鳥の声が間近に聞こえてきます。
少し大きめの木製のテーブルとイスに気持ちまでゆったりと預けて過ごせます。ワタシはこの時期でもあるので、食事のできそうな場所がないことを考えて、小さなパンを2つ持っていきました。温かいお茶とオシャレなティーカップ(紙コップでないところが良いです!)で、これがちょうどいいランチになりました。
大きなゴミも出ず、そこそこお腹も満たされ、素敵な時間を過ごせました。
ランチがすむと選んだ絵本『鳥の島』と『エルンスト・クライドルフ』をゆっくりと読みました。気づくと、帰りのバスの時間までそんなになくて、あっという間のティータイムでした。
【ルオーの裸婦】
2021.04.10〜06.13〜05.11
クールベと海展を観終わるとコチラの部屋に辿り着きます。
所蔵先はすべてパナソニック汐留美術館です。当館のコレクションからテーマごとに作品を展示されています。
ワタシは今回で2回目です。
正直あまり得意な絵ではありませんが
他館では観る機会も少なく、かえって貴重な機会です。
今の展示はまもなく展示がえされる予定のようですが
5月27日にジョルジュ・ルオーの生誕150年を迎えます☆
記念イベントを会場とWEBの両方で楽しめる予定です。
緊急事態宣言が解除されるかどうかの影響はあるかと思いますが
ルオーをもっとよく知る良いイベントかと思いますので、ワタシもできるところは参加しようと思います。
🟪Eテレ/no art,no life 4月22日
「西岡弘治」
放送時間が変わりました。
木曜あさ05:55〜 (再放送)金曜ひる11:50〜
BS4K金曜午後02:55〜
さらに5本一挙放送Eテレ毎月第4週日曜 午前00:30〜(土曜深夜)
Eテレの5分番組・・なんて5分は長くて濃ゆいんでしょう☆
ひとりの名も無いながらも素晴らしいアーティストを紹介しています。
内田也哉子さんのナレーションも耳馴染みがよく聞きやすいです。
仲間達から「巨匠」と呼ばれている西岡さん。
鼻歌の楽しげなメロディに乗ってペンが走り出し、それは楽譜の模写です。
楽譜といっても五線譜も音符も記号もぐにゃりと歪んでいる。
でも音符を辿って実際に演奏してみると、ちゃんと音楽になる。
楽譜にこだわるのはワケがあるようです。
ご本人のお母様によると、夜泣きの激しい赤ちゃんだったとのことで、クラシック音楽を聴かせていると泣き止んで眠りにつくようになった。それが今に繋がって彼の頭の中では常に音楽が流れているのかもしれない。
ボールペンで音符を書くと不思議と、どこからともなく音楽が鳴り出す。
🟨Eテレ/アートシーン 5月02日
日曜午前09:45〜10:00
(再放送)日曜午後08:45〜09:00
展覧会を紹介する番組です。
ワタシはかなり参考にして出かけることが多いです。
またどなたかのキッカケになれば・・と思います☆
緊急事態宣言中のため5月11日まで休館されている館が多いかと思われます。
ぜひホームページなどで最新情報をご確認くださいね。
🔴『開館80周年記念特別展 国宝 燕子花図屏風ー色彩の誘惑ー』
@根津美術館(東京・港区)※事前予約制
2021年5月16日まで(ただし5月11日まで臨時休館予定)
この季節になるとお庭に咲く燕子花とともに楽しみなコチラの館の『燕子花図屏風』。今年はちょっと難しいかもしれませんがアートシーンで鑑賞できて何よりです☆
🔴『生誕100年 回顧展 石本 正』
《巡回》
@浜田市立石正美術館 2022年1月25日〜4月10日
🔴『中村屋サロン アーティストリレー 第3回
布施知子展『折り紙、その向こうへ』
@中村屋サロン美術館(東京・新宿)
2021年5月16日まで(ただし現在臨時休館中)
この展覧会は行ってみたいと思いますが・・・会期があと少しですね💦
臨時休館中ということで、コチラも伺うのはちょっと難しそうです。
🔴『松平不昧 生誕270年 茶の湯の美』
@出光美術館(東京・丸の内)
2021年5月30日まで(ただし現在臨時休館中)
島根県とくに松江市に行きますと松平不昧の名前をアチコチで見ます。
お茶はもちろん茶菓子に茶道具と、お茶の文化をもたらした藩主ですね。
愛用品の中には本阿弥光悦の香合があったりします。
🔴『日本民藝館改修記念』
名品展Iー朝鮮陶磁・木喰仏・沖縄染織などを一堂に
2021年6月27日まで
名品展Ⅱー近代工芸の巨匠たち
2021年7月6日〜9月23日
改修が終わられて、ぜひ訪館したく楽しみにしています。
建物そのものも素敵で温かみが感じられて所蔵品との相性がぴったりです。
履物を脱いで、くつろぎながら観覧するスタイルも好きであります。
今回の緊急事態宣言は美術館・博物館まで休業要請となり、本当に残念でなりません。せめて美術館・博物館は5月11日で解除になることを思います。
【篠原昭登ー八ヶ岳山麓に抱かれて】
@茅野市美術館 2021.04.11〜07.05
茅野市民館は音楽ホールに図書館そして美術館、カフェもあります。
なかなかの広さで開放感があって1日過ごせそうな素敵な場所です。
美術館は地元ゆかりの作家さんの作品を入館無料で観覧できます。
今回は茅野市出身で洋画家作品の特集です。
正直、初めてきくお名前の画家ですが一作一作のキャンバスが大変大きくて、しかも風景画なこともあり、そこに信州の景色が(しかも今は失われつつある)広がっているので、包まれているような錯覚を覚えました。
「この世に生きた証として絵を描く、それでよい」
名声や収入といった欲がなく、あるとすれば描くことへの意欲の欲のみ・・そんな印象がしました。
世の中の絵画の方向が抽象画に向いていた時代にいた篠原は、その方向には向かわずに相変わらず古い(抽象画が新しいとした時)ことをコツコツやって自分らしい表現を試みていたとしています。
里山や棚田の美しさが便利さと引き換えに姿を消し、それとともに追われて消えた昆虫やさかなの仲間のことが気になって仕方がない、と残しています。その時は、あって当たり前の景色がやがてもう見ることのない貴重なものとして絵で残っていることの大切さを思いました。写真で残すことと少し違っていて、思い入れのあることが絵の中の景色をより鮮やかに見せているようです。
画家の目を通して描いた八ヶ岳山麓の景色は、変わらない美しさを描いているようで実は見つめ続けたからこそ知り得る変遷をとらえていました。
一部屋のみの小さな美術館ですが、心ゆくまでゆっくり鑑賞しました。
またコチラに来ることがあれば立ち寄りたいと思います☆
🟩Eテレ/びじゅチューン!4月26日
「玉虫の家庭教師が玉虫厨子」
放送時間が変わりました。
月曜午後11:15
(再放送)金曜午後03:55/隔週金曜日午前10:10/翌週月曜日午前05:50
Eテレの5分番組・・なんて5分は長くて濃ゆいんでしょう☆
井上涼さんが美術作品をひとつモデルにして
作詞作曲うた、アニメーションまで手がけて紹介されています。
気になる渋めのコーラスは、ジョリー・ラジャーズです。
興味が湧いたら放送ご覧になってみてくださいね☆
今でも何度見ても、その存在感に圧倒されます。
だけどもうタイトルからして笑ってしまいました💦
そりゃ〜玉虫からしたら、装飾に使われているのが自分たちのご先祖様のハネと知ったら、コワイ存在だと感じるでしょう。
しかも家庭教師の先生??
玉虫の羽はメタリックな輝きで見る角度によって色が変わって見えます。
それが透彫の隙間から見えるようなデザインがされていて、オシャレです。
それにしても1300年経っても玉虫のハネのキラキラと色はしっかり残っているのは驚きます。
しかも飛鳥時代、聖徳太子が中国の文化を取り入れて、玉虫厨子はいわばその時代の建築がミニチュアで作られているので、今でもしっかりと観察することができ、学ぶことができます。それだけでも大変、貴重ですよね☆
また間近で拝見したくなりました♪