【柿右衛門ーYumeuzurasセレクション】
2020.11.21〜2021.07.25
コレクターさんの特集展です。
館が収集しての展だと思ってみても遜色なかったので
終わりごろに、ご挨拶としてパネルがあったのを読んで
ちょっとビックリしました。
とってもセンスのいい方なんだろうな〜と思う収集だと感じました。
一枚のカワイイから始まったという柿右衛門のコレクションということで
その始まりの気持ちは誰にでもあることと共感できました。
それが根気よく良いものよりもカワイイものを・・・
というチョイスの軸は譲らず探してこられたのだろうと思いました。
本当に一品一品、何か気持ちが動くものばかりで
なかでも「うずら」のつがいが絵柄の『色絵 梅鶉文 輪花小皿』は、
やはり目を引きました。
図録の表紙にもなっているので、
ご本人もお気に入りのひとつなのだろうと思います。
あと『染付 松林雪輪文 長皿』がワタシは気に入りました。
もしもここが普通のお店なら、購入を考えたでしょう(笑)
そんな気持ちが自然と湧いてくるような、
敷居の高さを感じさせないステキな特集展でした。