美 🟡 び🔺be ❎ diary

美術館博物館巡りが好きすぎてヤメられません♡どうせなら!とブログにして伝えて残していこうと思い立ちました。食わず嫌いせず、行けるものは遠方でも行くのがスタイルです。

【開館記念特別展  黒田辰秋と鍵善良房ー結ばれた美への約束ー】

 ZENBI 鍵善良房

KAGIZEN ART MUSEUM

2021.01.0806.27

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ネットニュースを見ているところに突然、情報がUPされました。

規則正しくウネる赤い画面が印象的でタップしてみると

新しい美術館の案内でした。

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美術館を設立した鍵善良房さんは、祇園に本店を高台寺に支店を構える

江戸時代から続く和菓子屋さんです・・・

といってもその店構えがとにかく重厚で素晴らしく、

通りすがりで暖簾の向こうに入る勇気は、

なかなか出ない雰囲気を醸しています。

でも今日は美術館の場所を尋ねる用事があったので、

難なく入る気持ちが持てました。

スタッフさんは親切に道順を教えてくださり、

やはりスマホのマップではなく、お訊きしてヨカッタです。

マップだけでは多分、迷ってました💦

場所は花見小路のメインから横に外れつつも

路地を奥の奥まで行ったところにありました。

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黒田辰秋は民藝もしくは工芸関連の展覧会には、

ほぼもれなく登場します。

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今回の展覧会では、鍵善良房さんのためだけに造られた、くずきり用器など

贅沢ながらも、手に馴染むだろう作りが本当に素晴らしいと思いました。

赤い色がとにかく美しく、上品にひねりが加えられて、

蓋を取ると、そこにはどんなキレイなお菓子が収まっているのだろう・・と思うとワクワクしてくるのでした。

コチラのお店と黒田の縁がそれほどに深いとは思ってもいませんでしたが

今はガラスケースの向こうにあるものが実際に使われていたというリアル感が伝わってきて、いい展覧会でした。

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京都にまたひとつ、

素敵な場所にこんなに良い美術館が加わりウレシイです

今日は美術館だけでしたが、今度はお買い物かくずきりをいただくこともスケジュールに入れようと思いました。